丸山の大ユキバタツバキ
2025/04/29
南砺市(旧井口村)大野地区丸山の標高約400メートルの辺りに自生し、
南砺市の天然記念物に指定されている「丸山の大ユキバタツバキ」をご紹介します。
ユキバタツバキとは、ユキツバキとヤブツバキの自生地の中間的な位置に自生する椿で、
両者の特徴を併せ持つ自然交配種と考えられています。
「丸山の大ユキバタツバキ」は比較的標高の低い地点に自生し、
古木で大株のユキバタツバキはとても希少です🌿
十数本の株立ちで一株から数本の枝分かれをし、樹の長さは約十メートル!
直径1ミリ成長するのに4年かかると考えられているので、推定樹齢は約300〜500年だそうです😳
南砺市には様々な素晴らしい文化財があります✨
ユキバタツバキのような天然記念物は時期が合わないと見られないため、
(時期が早いと雪深く近づけず遅いと花の時期が終わってしまう)
斜面一体に広がる迫力ある樹々と、凛と咲くユキバタツバキを見た時は感動しました。
大切に語り継いでいきたい文化財のひとつです😊
※自生地はいのくち椿館の私有地ではございません。
マナーとルールを守り、気をつけて登山を行いましょう。